第33回 リスペクト

061027

以前も何かを書いたけど、英語っていいなあ、と感じさせるサウンドをもった言葉の一つです。

個人的には「尊敬」という日本語の意味のほかに「節度」や「礼儀」「謙虚」といった日本に古くからあった概念とも非常に近い気がします。

このリスペクトがあるとないとでは、お互いの関係が全く違ったものになってしまうのですね。

仕事であっても「リスペクト」しながらするのとしないのとではモチベーションに非常に大きな差が出てきてしまいます。
本当は仕事なのだからそんなことを関係なしに結果を出すこそ真理だ、という考え方もあるとは思いますが、私はいい結果は相手へのリスペクトなしに成せるものではないと思うのです。

相手をリスペクトする。
そしてそのリスペクトがあってこそ、ホンネで話もできる。
ホンネで話すことで互いのいいところを認め合って、結果いいものが生まれる。
という善循環のスパイラルが生まれてくると思うのです。

昔はそんなことを全く考えない、実力もないのに口ばかりの小僧だった。
それが自分の能力をようやく冷静に見つめることができるようになりつつある最近、このリスペクトを持って仕事をしたいとより強く感じるようになっています。

正直今だって私の実力という面では全然満足してない。
周りに優秀な方が多く、若い頃の自分を思い返してはその頃の怠惰な生活を反省することが多い。
しかし、その昔のツケを取り返そうという思いや情熱が、お互いのスタイルやキャラクターなどを越えて不思議と伝わるのかなー、という実感を日々感じます。

相手の方をリスペクトし、自分なりの力で何とか役に立ちたいということに集中すると、なぜか状況はいい方向へ。
そういう尊敬すべき優秀な方々が私を逆にサポートしてくれる、という思ってもない副産物が生まれ、仕事やプライベートがどんどん楽しくなってます。

もちろんいつもうまくいくわけではないし、それ相応の責任ってあるから大変には大変だけど、それって人生の本当の楽しみや喜び、まさに「The Value of Life」なのかも、とようやくようやく気づいてきた。
こんなおっさん、多分希少価値です(汗)。
恥ずかしいけれどもこれを読んでくれてる皆さんには「リスペクト」をもってカミングアウトしちゃいました(笑)。

まあ、そんなこんなでこれからもヨロシクオネガイシマス。

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